蚤の市

Tagブックデザイン 1/2

香港の甘い豆腐

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香港の甘い豆腐 大島真寿美 2004-10 理論社  装丁買いした本・その11は、大島真寿美さんの「香港の甘い豆腐」。  出生の秘密が私を香港へと運んだ。顔も知らない父親の故郷・香港に一人残された私。孤独を初めて抱きしめた十七歳、少女のひと夏の冒険を通して描く成長物語。  表紙・装画はイラストレーターの早川司寿乃さん。細やかでやさしいイラストに惹かれて手にとった一冊。表紙の髭をたくわえたおじいさんの姿...

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乙女の京都

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乙女の京都 (マーブルブックス) 甲斐みのり 2005-01-24 マーブルトロン  装丁買いした本・その10は、甲斐みのりさんの「乙女の京都」。  お菓子や文房具、お嫁入り道具までを集めた、乙女の「お買いもの帖」。女2人で旅する「京都乙女旅」、乙女目線でおすすめ京都を紹介する「乙女便り」と、かわいい京都が満載。  デザインは葉田いづみさん。かわいい水玉模様の表紙の正体は、五色豆で有名な「船はしや」さんの包...

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チルドレン

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チルドレン 伊坂幸太郎 2004-05-21 講談社  装丁買いした本・その9は、伊坂幸太郎さんの「チルドレン」。  独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むがなぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件と奇跡を描いた、心温まる連作短編集。  装丁は鈴木成一デザイン室、装画はデザイナー兼イラストレーターの宗誠二郎さん。重いテーマなのだけれど、ほのぼのとした表紙のイラストのように...

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春、バーニーズで

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春、バーニーズで 吉田修一 2004-11-20 文藝春秋  装丁買いした本・その8は、吉田修一さんの「春、バーニーズで」。  むかし一緒に暮らしていたその人と、偶然バーニーズで再会する。日常のふとしたときに流れ出す、選ばなかったもうひとつの時間。男と女の距離感を描く連作短篇集。  装丁はアートディレクターの有山達也さん。黒地に銀色の文字が美しいこの本は、デビュー作「最後の息子」の主人公のその後を描いた...

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あめふらし

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あめふらし 長野まゆみ 2006-06 文藝春秋  装丁買いした本・その7は、長野まゆみさんの「あめふらし」。  ウヅマキ商會を営む橘河にタマシイを拾われた岬。アルバイトとして様々な雑事を引き受けるが、背後には常に怪しげな気配が…。  カバーイラストは著者の長野まゆみさん、装丁は斎藤深雪さん。和の雰囲気漂う表紙の幻想的なイラストが素敵。長野まゆみさんの作品の表紙は、長野まゆみさんご本人が描かれているもの...

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恋愛小説

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恋愛小説 川上弘美,小池真理子,篠田節子,乃南アサ,よしもとばなな 2005-01-26 新潮社  装丁買いした本・その6は、「恋愛小説」。  川上弘美さんやよしもとばななさんなど5人の女性作家による大人の恋愛小説。サントリーのキャンペーンで小さな本をウイスキーのおまけに付けるというのがあったそうでそれをまとめたもの。  装丁はグラフィックデザイナーのセキユリヲさんと新潮社装幀室。透け感のある薄紙で包まれたセ...

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スヌスムムリクの恋人

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スヌスムムリクの恋人 野島伸司 2008-08-07 小学館  装丁買いした本・その5は、脚本家・野島伸司さんの「スヌスムムリクの恋人」。  暑苦しいほど仲のよい親同士。思惑どおり4人の男の子が生まれたけれど、最後に生まれたノノだけは少し違っていた。  装丁はグラフィックデザイナーの泉沢光雄さん、装画はイラストレーターの植田真さん。きれいな緑色の表紙。ドラマ化されるとしたらどんなふうになるんだろう。「スヌ...

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それからはスープのことばかり考えて暮らした

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それからはスープのことばかり考えて暮らした 吉田篤弘 2006-08 暮しの手帖社  装丁買いした本・その4は、「それからはスープのことばかり考えて暮らした」。  ある町に越してきた映画好きの青年と、彼にかかわる人たちとの日々の暮らしを描く短編集。  イラストはイラストレーターの佃二葉さん、装丁はクラフト・エヴィング商會の吉田浩美さんと吉田篤弘さん。題字は元「暮しの手帖」副編集長の二井康雄さん。可愛ら...

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図鑑少年

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図鑑少年 大竹昭子 1999-02 小学館  装丁買いした本・その3は、大竹昭子さんの「図鑑少年」。  都会の生活の中、人や出来事との予期せぬめぐり会いに始まる24の不思議な物語集。  ブックデザインは鈴木成一デザイン室、写真は著者の大竹昭子さん。書き出し文字の大きさがとても新鮮。(上の写真にはないけど)帯部分の写真も素敵です。 図鑑少年のひみつ →ほぼ日刊イトイ新聞の担当編集者は知っている。 大竹昭...

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